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2008年7月20日【奥出雲 『文化・伝統行事』】
『夏祭り』
暑いですね~!
どうやら梅雨明けしたようで、夏本番といった暑さですね。
さて、今日のお題は『夏祭り』
この地方に昔からあるお祭りのお話です。
子供の頃、夏休みの楽しみだったのが7月20日の大市夏祭り、8月上旬のおろちの火祭り、8月15日の横田盆踊り大会の連続してある3つのお祭りでした!
そして大人になり、少子高齢化等田舎の抱える問題を目の当たりにした時、否応なしに『お祭り』の存続が問題となっています。
今日、私の生まれ育った奥出雲町横田、大市地区の夏祭りが開催されているのですが、存続が危ぶまれている中、何故お祭りをしなければならないのか、する必要があるのか、という疑問が湧き、色々調べてみました。
まず、お祭りには3つの種類があるということ。
1.神事としてのお祭り
2.仏教行事としてのお祭り
2.フェスティバルとしてのお祭り
そう、私が子供の頃『お祭り』と思って楽しんでいたものは、神事としての『大市夏祭り』、フェスティバルとしての『おろちの火祭り』、仏教行事としての『横田盆踊り大会』という意味がある事が分かりました。
この『大市夏祭り』の神事とは、愛宕祭りで、愛宕祭りとは『火の神様をお祀りする行事』です。
wikipediaで調べてみると、どうやら愛宕神社の総本社は京都の愛宕神社で、愛宕山に集まった修験者によって江戸時代中頃から愛宕信仰が日本全国に広められた。中世後期以降、愛宕の神は火伏せに霊験のある神として広く信仰されるようになった。と書いてあります。
このブログを書くに辺り、父に愛宕祭りの事を聞いてみると、『愛宕さんとはな、火の神様で、でも本来火を見るのが好きな神様だけん火事を起こしたがる。そうしてもらっては困るけん毎年この時期みんなで愛宕さんに火事がおきませようにとお参りするんだわね。それとこの通りを明るくして夜も提灯とか焚いて明るくして火事の変わりを神様に見せてあげちょーわね。それが愛宕祭り。だけん、人が少なくなって大変だけんこの祭り無しにしようなんてのはいけんわね。』と・・・・。
ほほ~、なるほど!!このお祭りにはそんな意味があったのね!と少し賢くなりました。
そして8月上旬に行われていた『おろちの火祭り』、これは、これこそ残念ながら存続していく為のお金や人の手間がなく、昨年から中止になりました。
しかし、やはり楽しみにしていた人達も多く、代わりに『奥出雲だんだんフェスタ』という横田駅前の有志の皆さんが、「子供達に楽しい思い出を☆」というコンセプトで昨年から始められました!
今年は8月2日(土)横田駅前広場で18:30スタート☆
内容は、
●ジェット風船飛ばし
●横田小学校マーチングバンド
●横田幼稚園銭太鼓ダンス
●横田中学校ブラスバンド
●親子三輪車レース
●松江の高校生バンド『グライダー』
●大抽選会
とこういった感じです♪
そして8月15日の『横田盆踊り大会』は、これもフェスティバルかな?!と思い調べてみると、これは仏教行事ということが分かりました。
盆踊りとは元々は仏教行事である。平安時代、空也上人によって始められた念仏踊りが、盂蘭盆の行事と結びつき、精霊を迎える、死者を供養するための行事という意識になっていったようである。 室町時代の初めには、太鼓などをたたいて踊るようになったといわれている。 現在も、初盆の供養を目的の盆踊りも地域によっては催されている。 太鼓と「口説き」と呼ばれる唄に合わせて踊る。口説きは、地区の伝統でもある。初盆の家を各戸を回って踊る所もある。(宇和島市九島地区など) 昔は旧暦の7月15日に行われていた。故に盆踊りはいつも満月であった。歴史的には村落社会において娯楽と村の結束を強める機能的役割を果たした。そのため、全国各市町村ごとにご当地音頭も多く存在する。
Wikipediaより
確かに『お盆』という事自体が、仏教行事ですからただのフェスティバル的要素ではないですよね。
子供心に楽しみが3つあり喜んでいましたが、大人になってからは昔からの伝統行事・人集めの為のお祭りくらいにしか思っていませんでした。実はこういう意味合いで3つのお祭りが存在していたとは・・・・・。
人口がどんどん少なくなり、こういった伝統行事を存続していく事が困難になってきています。しかしこうして意味を知った今、やはり人が減ったから辞めにしようという訳にはいかないのだなと。
小さな町に住んでいると、自分の個人の生活だけしていればいいという訳にはいきません。こういった町の人達との共同作業がたくさんあります。これが煩わしいと思うこともありますし、大変な時もありますが、こういうことを無くして行ってはいけないのだなと思います。
無宗教と言っている日本人ですが、生活の様々な中に神様や仏様を大切にしている私達日本人がいます。こういう所で『心』を育てているのだと思うのです。
今まで何気なく参加していたお祭りに、『日本人として大切な事』がそこにあるという事を今回『夏祭り』を通して感じました。
『人の心を育てる』、実はこんな身近な事だったのかな?!と、そんな事を思う今日この頃です。
親戚が集まって、ご馳走を食べられるのがお祭りの楽しみでした♪
一式飾り・・・お皿・たわし・そろばん等を使ってそれぞれの地区が作る飾り物(大市には6地区あります)町を賑やかにする為のお祭りの中の1つの伝統行事です。
※今回は私の育った地区のお祭りの話でしたが、この奥出雲での大きなお祭りの1つとして、8月24・25日『三成愛宕祭り』、24日の『大呂愛宕祭り』というのがありますし、それぞれ小さな地区で愛宕祭りや盆踊り大会があります。


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